ゆふいん「由布まぶし 心」で豊後牛を食べる自分に感動

内容に広告・プロモーションを含む場合あり
内容に広告・プロモーションを含む場合あり
九州

大分県のゆふいん観光の目的の1つだった「由布まぶし」のお店【由布まぶし 心】。

由布まぶし 心

由布まぶしとは?

由布まぶしとは、ゆふいんの米、豊後牛、由布地鶏、九州産うなぎを使った料理。

全国には鰻の「ひつまぶし」や「せいろむし」などが存在するが、その仲間みたいなものだろう。ご飯の上に具材が乗っている。

由布まぶし 心とは?

ここ【由布まぶし 心(しん)】は、由布まぶしが食べられるお店。

金鱗湖のすぐ傍にある金鱗湖本店の他、JR由布院駅そばに湯布院駅前支店。

お昼時には並ばないと食べられない人気店だ。

メニュー

豊後牛まぶしが2700円、地鶏まぶしが2500円、鰻まぶしが2700円。

豊後牛まぶし2700円
地鶏まぶし2500円
鰻まぶし2700円
由布まぶし 心のメインメニュー(2022年時点)

その他のメニュー。豊後牛炭火焼き、地鶏炭火焼き、地鶏叩き、鰻蒲焼きなど。

持ち帰りメニューに、豊後牛重、鰻重、地鶏重、お土産に柚ごしょう、ひた山椒、辛味噌。

食べてみた感想

その土地の美味しい物を食べるのも旅、旅行、お出かけの醍醐味。

ただ、思い付きの日帰り旅行だとついつい時間に追われてコンビニのオニギリなどで済ませがち。それに、何時間も列に並んでまで何かを食べたいともあまり思わない。

それなのに、この由布まぶしは食べてみたいと思った。何故かって、10月に和牛オリンピックが開催されて、和牛の写真を見て「美味しい牛肉を食べたいなー」とその頃思っていたからだ。

「国産牛」とかじゃなくて、名前のついたブランド牛を食べたい。

1人旅で昼飯に2700円だなんてよほどの事がない限り選ぶことはないが、今回の目的は由布まぶしと温泉。

駐車場が見つからずいい時間を逃してしまったので昼時を避けて心へ行くことに。湯の坪街道で食べ物の誘惑は沢山あったが、私の心はブレなかった。

心へ行ったのは15時前。3組先客が待っていたが入り口の外に椅子が用意してあったので、待つのはさほど苦痛ではなかった。

しばらくして中に通され、豊後牛まぶしを注文。

前菜です、と運ばれてきたのはこちら。ごま豆腐に切り干し大根煮に竹の子と梅干し。サツマイモチップスにだし巻き卵に煮物にオクラ。

この品のある前菜で上機嫌になる。いいところの料亭で料理を楽しんでいるセレブの気分だ。こういった料理を目の前にすると、心なしか動作も優雅になるようなならないような。

どれも優しい味わいで美味しい。

しばらくすると、豊後牛まぶしが運ばれてきた。

肉!肉!肉!肉にまみれてご飯は見えない。

豊後牛まぶしにがっつく。まずはそのままで。そしてタレをかけて。

美味しいなあ、肉だなあ、香ばしいなあ、幸せだなあ。

豊後牛を食べている私、豊後牛まぶしを食べている私、最高だなあ。

ときどき漬物も一緒にいただく。

だいぶ食べたところであることに気付く。

この大きななどんぶりにがっついており、やや食べ辛いなあとは思っていた。最後にダシ汁をかけていただくのだが、持ち上げるには重たいなと思ったら、しゃもじとご飯茶碗もテーブルの上に乗っていたではないか。

料理が運ばれてくるまでにこの「お召し上がり方」を読んでいたのに、優雅さはどこへやら豊後牛を目の前にしたらすっ飛んでいた。

隣のテーブルが近いので急に恥ずかしくなって、最後の何口かをご飯茶碗に移す。

由布まぶしの食べ方

由布まぶしの食べ方を理解し、お店が薦める1番美味しい食べ方で由布まぶしを食べよう。

由布まぶしのお召し上がり方

注文を伺ってから、釜御飯を炊き始めるので、多少お時間がかかりますので、その間は、 前菜をお楽しみください。

釜御飯が来たら、まず、しゃもじでまぶしてください。

ここからは、茶碗にて

一杯目・・そのままでお召し上がりください。お好みで、タレを足してお召し上がりください。

二杯目・・・柚子胡椒、山葵、漬物等と一緒にお召し上がりください。

三杯目・・・ダシ汁を注いでお茶漬けでお召し上がりください。

最後に釜の底に出来ている 「おこげ」は、ダシ汁を少し入れて置きます。 ふやけてきますので、これも、タレや薬味をお好みで入れ、お召し上がりください。

豊後牛とは

豊後牛(ぶんごぎゅう)は、大分県で生産される黒毛和種の和牛、及び、その牛肉。

Wikipediaより

平成29年9月の和牛オリンピック(全国和牛能力共進会)、「種牛(しゅぎゅう)の部」で、同部門47年ぶりの内閣総理大臣賞(最高賞)を受賞している。

注意事項

食べている最中に20人くらいの外国人団体客が入ってきたので、その前に来ていて良かった。何時間待ちとかになったら諦めていたかもしれない。

ちょっと注意が必要なのは、支払い方法が現金のみであること。

今どきカードや〇〇ペイのキャッシュレスに対応していないなんて、と思われるかもしれないが、外国人観光客の多い観光地では現金の方が店としては確実なのかなとは思う。

インバウンドによる外国人の偽造クレカトラブルが各地で多発しているそうなので、日本の店をそういった悪質な人達から守るという意味で、我々も理解を示したいところだ。

まとめ

「由布まぶし 心」は、旅先で美味しい地のものを味わう大切さを思い出させてくれた。

店舗情報

【由布まぶし 心】金鱗湖本店

〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1492−1

0977-85-7880

由布まぶし「心」金鱗湖本店 · 〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1492−1
★★★★☆ · 郷土料理店
タイトルとURLをコピーしました