ゆふいん 湯布院観光 湯の坪街道や金鱗湖

内容に広告・プロモーションを含む場合あり
内容に広告・プロモーションを含む場合あり
九州

到着してからのアクシデントもあったが、無事に車を止められたことで湯布院観光が始まった。

街歩き

ゆふいん観光について調べていると、必ず出てくるのがまず金鱗湖だろう。

金鱗湖(きんりんこ)

金鱗湖についての説明は長くなるので最後に載せておくことにする。

簡単に説明すると、元々「岳ん下ん池」と呼ばれていたこの湖。あるとき、儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)がこの池を見ていた時に、魚が飛び跳ねて夕日に照らされた鱗が金色に見えたということから【金鱗湖(きんりんこ)】という名前になった。

魚が飛び跳ねる様子も、日が照る様子もその日は見られなかった。

湖というには小ぶりな水溜めで、よそからきた儒学者の命名よりも地元民が呼んでいた「岳ん下ん池」の方がしっくりくるように感じた。

しかし、毛利空桑は大分県民(豊後国大分郡高田郷)であったようなので、よそから来た者というわけでもないようだ。

紅葉に映える金鱗湖はなかなかに綺麗だ。

この金鱗湖の魅力を最大限味わうには、私のように昼過ぎなどに訪れてはいけない。

金鱗湖の面白いところは、湧き水に温水が混じっているところ。そのため、秋冬の気温の低い朝には、立ち上がる水蒸気で朝霧が臨める。その姿が幻想的で人々を魅了する。

紅葉時期でも朝でもないなんでもない時に訪れると小さな池に拍子抜けするかもしれないが、早朝に金鱗湖へ行けば感動できるだろう。(私は見たことがないので「だろう」に留めておく)

その日は先の記事でも触れた通り、インバウンドの復活で外国語がそこらじゅうで飛び交っていた。この写真も人を避けて撮らねばならず、静かに金鱗湖の景観を味わえるような状況ではなかった。

天祖神社

金鱗湖の端にある無人の神社。

金鱗湖の遊歩道を1/4歩くと到着。

あんなに人で溢れていた金鱗湖が、ここは静けさに包まれている。

由布市指定天然記念物「天祖神社のスギ」。

湖面の中の鳥居にずっと鳥がとまっていた。

天祖神社の守り主なのかもしれない。カッコよすぎるだろう。

湯布院フローラルヴィレッジ

金鱗湖に並んで必ず湯布院観光に登場するのが、湯布院フローラルヴィレッジ。

ここは「ゆふいん」でもなく「由布院」でもなく「湯布院フローラルヴィレッジ」という名の施設なので、ナビで検索するときは字を間違えないように。

『ハリー・ポッター』の撮影地にも採用された、イギリスのコッツウォルズ地方の街並みを再現したアミューズメント施設で、湯の坪街道にある。

ヨーロッパ調の建物に雑貨屋さん、パワーストーンやミニカーのお店、動物と触れ合える場所など有料エリアもあったりとファミリー向けの施設だった。

私は特に見るものもなかったので、一周歩いただけで終わった。

こればかりは好みの問題だろう。可愛いものや雑貨が好きな人には楽しい施設だと思う。雑貨や動物モチーフの物が好きな友人は、ゆふいん旅行の話をしてくれる時、ここの事を楽しそうに話していた。

女子旅、デート、家族旅行にはいいスポット。

湯の坪街道

湯の坪街道はゆふいん観光のメインストリート。

由布院駅からおおよそ450m、徒歩で5分ほど歩いたところから湯の坪街道が始まる。

湯の坪街道は700mほどの距離で、ひたすら真っ直ぐ歩けば8分もあれば端まで辿り着く。

この湯の坪街道の左右に食べ物屋や土産物屋が立ち並ぶので、気になった店に立ち寄りながら過ごすのがここ湯の坪街道の楽しみ方。

湯の坪街道の始まりから金鱗湖までは徒歩で12分ほど。由布院駅からは20分ほど。JRでゆふいんを訪れる場合は、湯の坪街道を通って金鱗湖を目指すのが一般的だろう。

スイーツやコロッケ、大分の名産品などキョロキョロしながら気になるものを見つけるのは楽しい。

人間の肌の角質を食べてくれるピラニア、ではなく、なんだあの魚は。

ドクターフィッシュだ。それを体験できる施設もあった。

この店の前を歩くとゴマの良い香りが漂っている。ゴマ専門店【ゴマ福堂】。

ゴマの杵つき(きねつき)実演中であった。この店員さんの頑張る姿。気合いが入っている。買ってはいないが、黒ごま蒸し饅頭美味しそうである。

湯の坪街道から少し入った通りには、スヌーピーのお店【SNOOPY 茶屋】。

カフェとSNOOPYのお土産品の購入ができるので、女のコには嬉しいお店だろう。私が小学生の女のコだったなら、友達へのお土産はここで買うだろうな、と思う。

SNOOPY茶屋は「小樽・軽井沢・伊勢・京都 錦」にも店舗があるので、行ったことがある人には真新しさはないかもしれないが、九州では今のところここ「由布院店」のみ。

湯布院フローラルヴィレッジは「湯布院」だったが、SNOOPY茶屋は「SNOOPY茶屋 由布院店」。

このあとに書くつもりの飲食店「由布まぶし 心」で食事をすることと、温泉に入ることが目的だったので、食べ歩きをするのが楽しいであろう「湯の坪街道」で、私は何一つその楽しみを享受していなかった。

湯の坪街道を楽しんだ記念にと帰る直前、蜂蜜専門店の【Be Honey】で「はちみつとろーりソフト」を買った。390円(税込)。

ハニーゆずにハニーれもん。飲み物も美味しそうだ。

はちみつを垂らしたソフトクリームは美味しかった。ただ、私はフレークが好きではないので抜いてもらえば良かった。最後にフレークで終わってちょっと残念な気分になり、ゆふいん観光は終わった。

金鱗湖の説明

さいごに、金鱗湖の詳細を。

金鱗湖について

1.金鱗湖名の由来

昔は湖と言わず池と言い、由布岳 (1584m)の下にある池という意味から、白布岳の「由布」を省略し、更に「岳の下」を「岳ん下」と発音して「岳ん下ん池」と称した。

明治17年 大分の儒学者 毛利空桑が池のそばの露天風呂 (茅葺き屋根)の岳ん下ん湯 通称「下ん湯」から湖面を眺めていると、魚が飛び跳ね、鱗がおりしもの夕日に映えて金色に輝く様を見て「金鱗湖」と名づけられる。

2. 金鱗湖の由来

やや長方形をして長辺約100m、 短辺約70m湖定は軽やかな「すり鉢」状になって居り、最深部は、湖の山の手側にあって約2mである。

水の流入は下ん湯の横、ハエ川の温水 (30度以上)と天祖神社境内の湧水、それに湖底深部にある湧水の供給から成り立っており、1日約23,300m²が流出して大分川の源流となっている。

生息する魚は、鯉(コイ)、鮒(フナ)、ハヤ、うなぎ、ナマズ、テラビア(豊後鯛)、グッピー、すっぽん亀、石亀等です。

3. 由布盆地の朝霧

朝霧は、秋から冬にかけ、晴れて冷え込みのきつい風がない朝、由布盆地を霧の海に 沈めてしまう。

この現象を狭霧台(さぎり)(野々草台上)や蛇越し峠(じゃこし)(川西地区)からの眺望は、まさに天下 一品である。

朝霧発生の主因は金鱗湖から流れ出る川の水蒸気であると言われている。

まとめ

ゆふいんの湯の坪街道は、金鱗湖に天祖神社、フローラルヴィレッジなど街歩きに楽しい観光地だった。

ゆふいんの有名店「由布まぶし 心」へ行った話はこちら↓

湯の坪街道の日帰り温泉・立ち寄り湯情報はこちら↓

ゆふいん 湯布院観光は半日で回れるのか?の話はこちら↓

タイトルとURLをコピーしました