熊本県八代市の五家荘に行った時の話を書いてきたが、これがシリーズ最後の立ち寄り箇所となる。
樅木吊橋から国道445号線に出てしばらく走ると、道路沿いから吊り橋が見える。
そのまま通り過ぎるには惜しい気がして駐車場に入る。
ここに架かる吊り橋を【梅の木轟公園吊橋】。
「うめのきとどろこえんつりばし」
梅の木轟公園
梅の木轟公園は、九州中央山地国定公園にあり、長い間幻の滝と言われた 「梅の木轟」へ渡るために架けられた吊り橋から滝へ至る遊歩道沿いにある、 秘境五家荘を代表する景勝地です。
この周辺の森は、球磨川の最上流部に位置し、標高も約800mと高いことから、ハぜ、カエデ、ヒメシャラ等の落葉樹と照葉樹が混在し、水量豊かな滝のある渓谷とともに調和のとれた森林です。
新緑や夏 紅葉の季節には多くの人が訪れ、 「熊本ふるさとの森」に指定されています。
梅の木轟公園の森 ガイドマップ 案内板より
駐車場からも充分の見応え。橋長116m、高さ55m。
この吊り橋を渡ると、幻の滝と言われていた「梅の木轟」を見れるよう。
案内板によると、水音が轟くように周囲に響くことから五家荘では滝のことを「轟」と呼ぶそうだ。
是非その幻の滝を見てみたいものだが、どうみても先ほどの樅木吊橋よりも全長の長い吊り橋を、この時間から渡るのは危険に身を投じるようなもの。
滝に辿り着く前に辺りは真っ暗になるかもしれない。
梅の木轟は次回への楽しみにとっておくことにして、五家荘を後にする。
【梅の木轟公園吊橋】
〒869-4511 熊本県八代市泉町葉木
梅の木轟公園吊橋 · 〒869-4511 熊本県八代市泉町葉木
★★★★☆ · 橋