八女福島の町並みを歩く

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九州

前回記事【日本一の大型金仏壇と八女伝統工芸館 】に続く八女観光の話。

福岡県八女市、八女伝統工芸館から徒歩圏内に、【八女福島の町並み】がある。

【八女福島の白壁の町並み】と表されたりも。

白壁の町並み

八女福島の町並み

福島

八女市の市街地「福島」は、一時「福島城」の城下町として栄えていたそうだ。

廃城後も町家として機能していたが、時代の変化と共に都市構造が変わり、中心街は大通りへと移行。

どこの町にもある避けられない町の変化である。

現在では町並み保全活動として空き家を利用した飲食店や工房などが店を構え、景観の継承が行われている。

八女福島の町並み

土蔵造りの建物が左右に並ぶ。

カフェ「絵咲木」。擦りガラスで中の様子は伺えないが、ちょうどご年配の男性が現れ引き戸を引く。

しかし戸は動かず、店が閉まっていると思った男性は帰ろうとした。

重たいだけだろう、と思った私が変わりに戸を引く。

少しの抵抗をして戸は開いた。

男性は店内へ入っていく。

一瞬中を覗くと、物思いに耽るのに適していそうな、落ち着いた雰囲気の薄明かりの店であった。

「創業明治弐拾五年 醤油 宮崎醸造元」と醤油屋の看板がついているが、中の様子が分からない。

「横町町家交流館」貸しスペースありの交流施設。

この日は開いている店も人の往来も少なくただ歩くだけとなったのだが、人でごった返している町並みより静かな町並みを見ることが出来てむしろ良かった。

この白い自転車はオブジェとして置かれているのか、誰かが乗ってきたものか。

この景観にあまりに似合いすぎていて、この1枚は特に気に入っている。

モデルコースが分からない

八女福島の町並み、または八女福島の白壁の町並みは、事前に調べていてもどこがその通りなのか、モデルコースはないのか、どこに駐車すれば良いのかなどの情報入手に苦労した。

結局、答えとなるようなものには辿り着けず、とりあえずこのあたりを車で走って町並みを確認してから、八女伝統工芸館へ行き駐車、再び徒歩で町並みを見て回るという工程を踏んだ。

グーグルマップにもハッキリとした名称が乗っていないので、初めて訪れる人には分かりにくいかもしれない。

あとからグーグルマップのストリートビューで、工芸館から斜め左側の通りも八女福島の町並みだった事を知る。

八女福島の町並みを観光する際は、事前にグーグルマップで八女伝統工芸館から福島城跡周辺を確認してから向かうことをオススメする。

まとめ

八女福島の町並みは、福島城の城下町であった白壁の建屋群と、歴史を残す町並みだった。

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