阿蘇神社で参拝をしたら、さてどうしようか。
熊本県の阿蘇は食べる・見る・遊ぶ・と観光するのに困らないほど見どころの多いところだが、次へ行く前に神社周辺を散策してみよう。
門前町商店街 水基
門前町商店街
神社の北側鳥居の先に、参道が続くように【門前町商店街】がある。
「水基巡りの道 阿蘇 門前町商店街」
門前町(もんぜんまち)とは、ウィキペディアによるとこう記してある。
門前町
門前町(もんぜんまち)とは、有力な寺院・神社の周辺に形成された町のこと。
特に神社の場合は、鳥居前町(とりいまえまち)という。
大規模で多くの参詣者を集める神社や寺院の前に、社寺関係者および参拝客を相手にする商工業者が集まることによって形成される。
出典 Wikipedia
神社参道前に土産物屋が並ぶ光景は全国各地で見られるが、神社に平行または横並びに土産物屋が並ぶのも横参道の阿蘇神社ならでは。
この参道から続く道を仲町通りというそうだ。
車も通る道なので通行に注意は必要だが、この商店街の空気感がまったりとしているので、自然とゆったりとした足取りになることだろう。
立ち並ぶお店
漬物やさんに、コーヒーやさん、カフェにお菓子やさんに、あか牛料理屋さん、この商店街で食事から食後のお茶、お土産購入まで出来てしまう。
阿蘇の名物「あか牛丼」は外さずに食べたいところ。
評価の高いイタリア料理屋「ラ ルーチェ」。写真右手の看板の奥には厠(お手洗い)もあるので、散策中も安心。
広い駐車場の一角に「幸せの石」らしい大きな石が。
幸せの石だということを必死にうったえているので、素通りせずに足を止めよう。
水基
では、水基とはなんなのか?
「みずき」と読み、門前町商店街にある水飲み場のこと。
この周辺は昔から湧き水に恵まれており、沢山の人に飲んでもらおうと設置されたのが水基ということだ。
昔はこの欣命水に竹の水鉄砲が置いてあったが、この日はなかったような。
お菓子やさんの水基には「菓」の字で菓恋水。
金脈の泉と聞けばガブ飲みしたくなるのではないか?
他にも水基は存在するので、お気に入りの水基を見つけよう。
商店街に入ってすぐ、推定樹齢350〜400年の五葉松との看板があったので写真に撮っておいた。
改めて見てみると形はユニークで美しいが、どうみても松の葉ではない。樹齢400年ともなる五葉松というのはこんな葉をしているものか?と考えてみたら、五葉松は左側に僅かに映っている方ではないか。
チラ見せにしまったので、実際に行ってその目で鑑賞していただきたい。
とり宮 赤牛串焼き
通りを折り返し、そろそろお腹がすいてきたところで「阿蘇 とり宮」のメニューが目にとまる。
あか牛串焼き、あか牛くしやき、あかうしくしやき、アカウシクシヤキ。
うん、食べよう。
串焼き一本じゃお腹は満たせないけど、あか牛を食べよう。
店内に入って注文をし、注文番号が書かれた紙を受け取る。注文を受けてから焼き上げるので、7〜8分待つ。
待ちながら店内の持ち帰り商品を眺める。
番号が呼ばれたので商品を受け取る。
この写真は反則だ。この写真を撮ったあとの肉の食感、味をからだが覚えているので、再びそれを欲して胃がキューッとなる。
トウモロコシの下のベンチで、ひと噛みするごとに染み出す肉の旨味を味わう。
飲み込んでしまうのが勿体ない。
「どれだけ肉に餓えていたんだよ?」と言っていそうな顔。
お肉を堪能したら再び店内に入り、冷凍庫にあったハンバーグとチキンカツを購入して門前町商店街をあとにした。
まとめ
阿蘇神社参拝後は、門前町商店街で水基と美味しいもの巡りをして、ゆったりとした時間を感じてみては。