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春になり山歩きが楽しい季節となった。
次の休みにはどこの山へいこう、と考えるのも登山の楽しみの一つだ。
今回は【栗野岳】を候補にあげている方へ向けて、登山口の紹介をしようと思う。
私が前回行った時とは登山口の1つに変化があったので、それも含めた記事となっている。
栗野岳登山口情報
栗野岳
鹿児島県と宮崎県にまたぐ霧島連山の1つである栗野岳。
高千穂峰は宮崎県都城市、韓国岳は宮崎県えびの市に位置するが、栗野岳の所在は鹿児島県湧水町。
高千穂峰や韓国岳ほどはないものの、栗野岳の標高は1102m。
栗野岳登山
整備された山で、登りやすいのが特徴。
「高千穂峰」や「韓国岳」は、山に慣れていない人を同行するには躊躇するし、登山靴以外の履物で登ろうとは思わない。
しかし、栗野岳であれば「大浪池」へのトレッキング・ハイキングほど軽くはないが、低山経験者であれば同行可能な山だろう。
また、足の疲れ具合どうこうは別にして、スニーカーでも登れなくはない山である。
鹿児島空港からの距離
鹿児島空港から栗野岳登山口までは、距離にして32km。
車で有料道路を使い約35分、有料道路なしで約41分。
有料道路使用 | 約35分 |
一般道 | 約41分 |
登山所要時間
だいたい大人の足で片道・約1時間30分前後。
山頂での昼食や休憩も含めると、約3時間半〜4時間あれば登山可能。
登山口
登山口【A】
栗野岳は登山のみならず、【日本一の枕木階段】としても有名。
一般的にはその枕木階段の駐車場から登山を開始する。
きっちり距離を詰めて止めてあれば約20台程、ゆったりめに止めてあれば10台〜15台ほどが駐車可能で、駐車場脇にはお手洗いあり。
日本一の枕木階段も楽しめる、登山開始には1番適した場所となる。
※途中で【登山口B】ルートと合流する。
登山口【B】
枕木階段の駐車場から十数メートル先に4、5台程が駐車可能な駐車場あり。
ここは駐車場のみなので、お手洗いは手前の枕木階段駐車場で済ませる必要あり。
登山口Bは、この駐車場脇から山に入る。
※途中で【登山口A】ルートと合流。
木々間の距離が離れひらけているので、一見歩きやすそうに思える。
しかし、なだらかそうに見える傾斜が思いの外きつく、登山開始早々にその傾斜を登るには結構な体力を要する。
私は初めての栗野岳登山が、この登山口Bからだった。その時は、登り始めてすぐに息切れをおこし、「登るの止めたい」「帰りたい」と思いながら登った。
最初の傾斜さえ越えてしまえばなんてことはないのだが、栗野岳初登山以降しばらくは【栗野岳】はキツい山という認識があった。
山に不慣れな人や、体力に自信のない人にはあまりオススメしないルートである。
登山口【C】
登山口Cは、登山口Bより更に先に進んだところに存在。
駐車場はなく道路沿いから山に入る形となるので、車は登山口Bにおいていく。
徒歩で約10分〜15分ほど。
登山口CはA・Bに比べ、山の中を歩いている感覚が1番強い。また、山頂への距離も感覚的に近いように感じた。
ただし、登山口Cは他の2箇所よりもピンクテープの間隔がやや広いので見落としに注意。大きな木に遮られて見えにくい角度の箇所もあり。私も2回ほど見落としが発生した。
※登山口Cは、山頂まで他ルートとの合流はなしで単独ルートなる。
登山口C周辺の景観の変化
道路改良工事に伴い、登山口B以降の森林が伐採されている。
左右を木々に覆われていた以前とはだいぶ景観が変わっているので、久しぶりに登山口Cから入ろうとしている方は登山口の看板を見落とさない様に要注意。
また、看板も倒れているので矢印がおかしな方向を向いているかもしれないが、山側に目を向けるとピンクテープが切り株に巻いてあるので、テープの方へ進むように。
※こちらは状況によって変化するかと思われるので(整地が進むであったり、看板の再設置が行われるなど)、2023年3月時点での情報という事で捉えてもらいたい。
オススメの登山口は?
初めての栗野岳登山であれば、やはり【登山口A】の枕木階段を使ったルート。
2回目以降であれば、【登山口B】または【登山口C】を使ってみるのも良いだろう。
個人的に1番登りやすいと感じたのは【登山口C】。
ただ、登山口AからCまでの道路上の距離は徒歩で20分前後であるので、道路上を歩くのが苦でなければ登り下りで違うルートを通るのもあり。
実際に登り下りで違うルートを使った時の山レポは↓こちらをどうぞ。
栗野岳登山|登り下りで違うルートを通る
その他情報
・2023年3月24日までは、道路改良工事で旧栗野岳温泉側からの車両通行止め区間120mあり。
・旧栗野岳温泉の1つ【南洲館】は現在休業中。
閉館とは書かれておらず、とあるサイトでは「リニューアルのため休業中」との記載もあるので再開の可能性あり。
まとめ
栗野岳登山口3箇所を紹介した。
栗野岳は、山頂付近から韓国岳を見渡すことも出来る素晴らしい山。
是非登りにいってみてはいかがだろう。