今後もブログを続けていく上で、いま非常に頭を悩ませている事がある。
タイトルにもある通り、記事の顔となる「アイキャッチ画像」、You Tubeでいうところのサムネイルをどうするか?という問題。
いまからブログを始めようとお考えの方の参考にでもなればと思い、アイキャッチ画像に文字を入れるか入れないかという悩みが生まれるまでの経緯を振り返りつつ、整理してみようと思う。
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像とは
アイキャッチ画像とはブログの表紙となる画像のことをいう。
ブログサイトを開いた時に記事ごとについている画像。(設定していない場合は画像なし)
ワードプレス、はてなブログでは「アイキャッチ画像」。You Tubeでは「サムネイル」という。
アイキャッチ画像の重要性
「アイキャッチ」というだけあって、ひと目でその記事の中身を想像できるもの。
また、タイトルを感覚的に捉えることが出来るのがアイキャッチの役割だと思っている。
どんなにいい情報が書いてあったとしても、アイキャッチ画像のない記事というのは想像力を掻き立てない。
好奇心がくすぐられないのだ。(個人的に)
また、内容と沿わないアイキャッチ画像というの読むことを躊躇させる。
例えばスマホの情報を知りたくて開いたブログのアイキャッチ画像が、「ラーメン」だったら一瞬戸惑うだろう。
私ならスマホのことよりも、何故そのブログ主はラーメンの画像を使ったのか?という事の方が気になってしまうかもしれない。
You Tubeでもサムネイルに大袈裟なタイトルを入れて釣る「サムネイル詐欺(サムネ詐欺)」といわれるものが存在する。
明らかに中身と相違のある表現だった場合にはガッカリするし、そういった手法を使う発信者と情報に対しての信用度はなくなるだろう。
それほどアイキャッチ画像やサムネイルというのは、重要な役割を果たしている。
昔のブログはどうだったか
アイキャッチという単語がその頃から存在したのかは分からないが、今から20年前のブログであっても記事一覧にアイキャッチ画像は表示されていた様に思う。
まだガラケー時代なので、文字入りのアイキャッチは一般的ではなかったかもしれない。
これまでの流れ
画像編集アプリ
私はCanva、inshot、Snapseedなどの画像編集アプリを、用途に合わせて使い分けている。
その中でもCanvaはアイキャッチ画像を作成するのに最適だ。
過去に作成したものをテンプレート的に使い回す事ができる。
最初のアイキャッチ画像に感動する
最初に作成したアイキャッチ画像は、写真と青が半々になったデザインにし、そこにタイトルを入れた。
シンプルながらもこのブログに相応しいものになったと感動し、自分がイメージするブログ像がここで一旦完成した。
カテゴリーでアイキャッチを変える
次に、視覚的にカテゴリーを捉えられる様アイキャッチを分けることにした。
タイトルを読まずとも何関連の記事かが分かるようになった反面、ブログ全体の統一感が薄れてしまった。
記事が増えるごとに、当初あんなに気に入っていたアイキャッチのスタイルをクドく感じるようになる。
アイキャッチに文字を入れる意味
アイキャッチ画像に文字を入れる意味は、「独自性を出したい」「記事をよりアピールしたい」「SEO対策」「ウォーターマーク代わり」皆それぞれの理由があるだろう。
ウォーターマーク代わり
私は免責事項にも記載している通り、このブログ内で使用している画像は自分で撮影・作成したものであるので無断使用を禁止している。
ここはフリー画像(著作権フリー素材)を使用してブログ運営されている方にとっては、全く関係のない悩みかもしれない。
記事内の写真には【これは私の画像ですよ】という印のウォーターマークを入れているが、アイキャッチ画像にウォーターマークを入れるとなると、これまたクドさが出てしまう。
かといって、まっさらな画像を使用する勇気もなく、文字を入れることで安心感を得ている部分もある。
それなら、無断使用されても問題ない捨て写真をアイキャッチに使うのはどうか?という対策も出来るかもしれない。しかし、自分が気に入らない捨て写真が並ぶブログに愛着など持てるだろうか?
そういうのは、完全に収益化メインのアフィリエイトブログでやるのには有効かもしれないが、趣味も兼ねたブログではモチベーションに影響する様に感じる。
SEO対策
You Tube動画のサムネイルにキーワードとなる文字を入れる事がSEO対策になる、という話が頭にあったので、必然的にブログのアイキャッチにも文字を入れることになった。
真意は定かではないが、Googleがサムネイル内の文字を読み取っているという話。
タイトルが長くなると画像内が騒がしい
タイトルが長くなるとアイキャッチ画像内に収める文字数も多くなる。
現段階で特に長いタイトルといえばコレ。
青い背景内にバランスよく文字を配置する事も難しい。
タイトルと画像が重複してしまっている状態。
このような文字だらけの画像が並んだトップページというのも、私の描いていたブログ像からどんどんかけ離れてしまっていた。
文字のメリット・デメリット
【メリット】
- 独自性を出せる
- アピール箇所になる
- SEO対策(本当かどうかは不明)
- ウォーターマーク代わりになる
【デメリット】
- トップページや記事一覧が文字だらけになる
- タイトルのリライト時、アイキャッチの変更も必要になる
結局どうするのが良いのか
こうしてメリット・デメリットを見比べてみると、デメリットよりメリットの方が多いことが分かった。
では、結局どうするのが良いのか?というと、ウォーターマークなしのまっさらな画像をアイキャッチに使うという選択肢はないので、「文字を入れる」というところは変えずにいこうと思う。
ただし、タイトル全てを入れ込むのではなく、キーとなるワードを入れ込む。伝えたいポイントが変わる事はないので、タイトルを変えても対応可能。
そうすることで、デザイン性を保ちつつアイキャッチ画像の効果を引き上げられるだろう。
※ただし、1記事1キーワードになっていないブログだと厳しいところ。
例えば、1つの記事に「飲食店」「仕事」「家族」のことまで入っていると、タイトルをいくつでもリライト出来てしまう。よって画像の作り直し作業が発生する。
私のブログでいえばこの記事などはキーワードが散乱している
まとめ
アイキャッチ画像に文字を入れるか?いれないか?という悩みは、今のところ端的なワードを入れるのが最適であるというところに落ち着いた。
これからブログを始めようとお考えの方や、私と同じようにアイキャッチ画像をどうしようか迷っている方は、メリット・デメリットを見比べて、自分がアイキャッチ画像に対してどういったスタンスを持っているのかで方向性を決めると良いだろう。